「会社の稼働率を下げて、なるべく働く時間を短くしているのは最低限の
食い扶持は知恵を使ってさっさと稼ぎ、あまらせた時間で未来のために違うことをやりたいから。
最低限やらなければならないことだけを全力でやってしまうと、最低限の人間にしかなれません」
直木賞受賞作『下町ロケット』のモデルになったとも言われる植松電機社長
既存事業の稼働率を低くすることは、『経営危機に給与を増やしたり』
『長期発展のために短期的な成長を犠牲にする』と同じように、明日を犠牲にして明後日を考える経営なのです。
『プランB』という言葉があります。『プランA』を目的として創業された会社が、
初期の計画と異なるプランBを成功させるというもの
従業員の仕事は『時間』で測ることができ、経営者の仕事は『知恵』で測ることができる
社員を働かせる前に、自分の頭を働かせているか?
経営者の仕事は仕組みを作ること。
従業員が寝ていても儲かる仕組みを作るのが俺の仕事
経営者の個人的な思い込みで『負ける戦』をやらされる従業員ほど、気の毒なことはありません。
過保護の母親が、息子と級友たちの仲がうまくいくのを願うあまり問題解決にしゃしゃり出て、
息子は自分で解決する知恵をとうとう身につけない。(補償的フィードバック)
多くの経営管理策は、それを実施すればいったん好転してから悪化する。
複雑な人間組織では、短期的に状況を好転させる方法はたくさんある。
ただ最終的に、補償的フィードバックが自分に戻ってくるだけなのだ。
長い目で見れば、がむしゃらに売ろうとすればするほど、客は減っていく。
キーエンスの営業利益率50%
キーエンスでは、各従業員が一時間あたりに要求される付加価値額というものが想定されている。
ペースを落とし、重大な脅威をしばしば隠しているゆるやかなプロセスに
目を向けることを学ばなければ、ゆで蛙とおなじ運命をたどるだろう。
負け戦は、いくらやっても負ける
考え方を変えることが改善につながる
人と違う発想の重要性
敵は顔なじみ、それは自分だ