馬は大きくてもネズミを捕らない
戦後のインフレはすさまじいもので、高額と思われた2700円の退職金は、半年後には
、私が通学のために履くゴム長靴代3600円の一部にしかならなかったのです。
(その4年ほど前、30坪の土地が750円だった)
どんな業種でも、お客様が見ているのは人です。商品や価格より、人が最高の差別化の手段です。
人に困っている会社には、いい人は来ない。
ハローワークから紹介される求職者の中には、失業保険で食いつないでいるうちに
ハングリーさを失ってしまった人もいる。
履歴書で見るのは、字に表れる性格です。線が細くて頼りない人は、気が弱い人が多い。
自分を大切にする人は尊敬されません。
勇敢、太っ腹、気前よさ、親切などの性質は尊敬されますが、
これらの性質に共通するのは、自分をかえりみない精神です。
どれだけ自分を捨てられるかで人間の価値は決まるのです。
日本では、今回の尖閣紛争を、中国側から仕掛けた事件と見る向きが強いが、これも騙し絵だ。
今回の事件は、日本側から起こしたものである。
尖閣諸島について日中間に存在する顕在化している合意は、1978年に日中平和友好条約を結んだとき、
トウ小平の提案で、日中が尖閣諸島の領土紛争を50年間棚上げすることで合意したという、一点のみである。
領土紛争の棚上げとは、日中双方が、相手との紛争になるような領土権の主張をしないことだ。
尖閣諸島の領海内で、日本の海保が中国漁船を拿捕し、船員を日本の法律で裁くと日本政府が宣言し、
船長を送検した時点で、日本は尖閣に対する領土権を主張したことになる。