井戸書店 森 忠延氏 「日本一しあわせな書店にしよう!」

読書は心に養分を与えてくれるもの。
その真剣なまなざしに意識の高さ(プロ)を感じた。
 
 
神戸市須磨区、板宿の駅前商店街の入り口に一軒の古い本屋がある。
名前は井戸書店。1961年生まれの二代目経営者、森忠延氏(同友会 西神戸支部長)は
自転車の後ろにリヤカー風BOXをとりつけ、本の配達もしている。
 
 
直接話を聞くまでは、今の時代?と思っていたが。。。この井戸書店のファンは実に多い。
属性にあわせて作られた店は、人間学の棚、アウトローの棚など読んでもらいたい本を徹底して顧客の目線にたち
陳列が行われている。
 
 
    とにかく本(商品)を極めている。
 
 
“私はどんな本を読めばいいですか?”の質問に、“あなたにあった本はこれですよ”と答えることが
プロの本屋と即答する。
 
 
    なんのために生まれて、なんのために本屋をやっているのか、皆さんにわかるようにしたい。
 
 
経営理念、“我々は「感動伝達人」である”
徹底した地域貢献、商店ネットワーク、eco活動、うちどく運動などデジタル時代(amazon)
の真逆を行く志に街の本屋のオヤジ?とは思えないエネルギーの高さを感じる。
 
 
 
これまでの“モノ・カネ”の価値基準から、“いのち・心”に。“競争”という行動原理を“共生”に
いち早く転換した企業の好例といえるのではないだろうか。
 
 
支部例会にでるたび、経営者として自分の未熟さを痛感する。
お客さま、取引先、社員のためにもっと深く、考え続けよう。
そして一歩でも先輩たちに近づこう。
 
 
 
 

コメントを残す