アメリカ社会の特徴を一言で言えば「どうやって楽をしようか」
と考えている社会です。
自分が楽をするために他人をうまく使おうと知恵を絞る社会。
年間に200億円の給料をとるというCEOがいました。
「これは狂っている」と私は思いました。
なぜならば、彼らの会社で働く人たちは年に2万ドル(約200万円)
の貧困生活を送っているのです。
アメリカ企業はどんどん人を入れ替えます。
勉強をしていない人間は若い人にアゴで使われることになるのです。
社長も幹部も社員も、ましてや後継経営者は正気を失うぐらいの勉強
をする必要があるのです。それぐらいやらなくては、社会に役立つ本物
にはなれないということです。
仕事をする人は頭を使っています。常に考えているのです。
「この商品はもう売れなくなったから、次はどういう商品をつくるべきか」と考える。
これが仕事です。しかし作業をしている人は10年前の商品を何の疑問もなく売っています。
彼は夢の実現のために代償を払っています。
やはり社風の根源は社長の人格です。
企業経営にとって必要なものは「人、ひと、ヒト」である。
人が育つと、もの、お金が集まってくると確信を持って言える。
成功する絶対条件の50%は「経営理念の確立」で決まる(松下幸之助)
労働の生産性を高め、付加価値を増大させるものは、
知識であり知力である。
トップダウン型の社長は知らず知らずのうちに自分がいなくては
判断ができないような組織をつくってしまうのです。それは社長自身の
「社長力」が低い証拠です。
人は性格どおりに失敗する。
「時々、必ず、大息を抜け」
