人間性がないと技術は身についてこない。
「知足・分限」の精神とは、自分たちの身の丈を
知り、専門の家業に打ち込むことこそが、人として
の道である。江戸時代の常識的な考え方。
「ほんもの」と「にせもの」は見えないところの在り方
で決まる。それなのに「にせもの」に限って見えるところばかり
気にし、飾り、ますます「ほんとうのにせもの」になっていく。
現場から知恵が出てくる秘訣は働く人たちが自信をもつことです。
人は高い目標を掲げ、自分たちで知恵を出し合い、真剣に取り組んで
いったときに自信が生まれてきます。
一つのことをやり遂げると人は見違えるほど優秀になります。
そうやって社員が一所懸命働ける職場をいかにつくりあげて
いくかが、経営者に課せられた大きな使命のひとつと言えるでしょう。
ほんものはつづく、つづけるとほんものになる。