不測の事態は気の緩みを教えてくれている。
経営者にとって「まさか」という坂は、好況の間に不況に
備えることができず、その好況がいつまでも続くと油断
しているような時に起こる。
従業員の接客態度は社員教育の「質」を物語る。
日頃から、経営者や店長が「我々の使命は、お客様に喜んで
いただくこと。決して不愉快な思いをさせてはならない」と
言い続けること。
「足るを知る」経営は消極経営とは違う。
現状に満足し、そのなかで新たに自分には何ができるかを
考えることだ。これができれば、良い知恵も浮かぶし会社も
成長する。
貧乏コンプレックスにとりつかれた経営者は、その反動で
カネを湯水のように使い、会社をつぶしてしまうことが多い。
口にすべきではない言葉は三つ
「疲れた」 「・・してあげたのに」(心の卑しさ) 「ここだけの話」(不信感のもと)
その不満顔が、社員のやる気を殺いでいることに気づかない。