米国自動車殿堂、その殿堂入りしている日本人はこれまで7人。
順に・・・
本田宗一郎氏(ホンダ創業者)、豊田英二氏(’67-’82年トヨタ社長)、田口玄一氏(工学者でアメリカ自動車工業界に品質工学を導入)
、片山豊氏(米国日産の初代社長、ダットサンZを米国で100万台販売)
梁瀬次郎氏(ヤナセ 名誉会長)、石橋正二郎(ブリジストン創業者)、豊田章一郎(’82-’92年トヨタ社長)
5人目に殿堂入りした梁瀬次郎氏、帝国ホテルで行なわれた祝賀パーティーでのコメント
「戦後、日本経済の復興のために輸出が奨励された。輸出が愛国心であるなら、輸入は国際心であることを学び、一生懸命に仕事に努力した」
太平洋戦争の一時期を除いて、ヤナセの歴史とはアメリカ車輸入の歴史とも言える。
輸入車業界において横浜港に輸入された1台のビュイック(大正4年)の話はあまりに有名。(同年キャデラックの輸入も開始)
そんな偉大な梁瀬会長にヤナセ在職中、一度だけ握手をしてもらったことがある。
当時オレ24歳、今でもハッキリと憶えている。