聞くとテンションの上がる曲というものが人それぞれあると思う。
それが味方の応援団から聞こえてくる大合唱ならなお更だろう。
逆に敵側がそれを聞かされると意気消沈することも多い。
夕方、甲子園で行われた早稲田実業対大阪桐蔭高校戦をテレビで観た。
得点を奪われるたびに相手アルプススタンドから大声で歌われる紺碧の空。桐蔭の選手や応援団を圧倒する応援歌だ。
まして感受性豊かな高校生なら良いも悪いもハッキリと出てしまうだろう。
もちろん、選手個々の実力や頑張り、監督の采配が一番なのだが・・・・。
最後は戦前から続く伝統の重みが球場全体を支配しているような雰囲気だったに違いない。