C6

吹雪はいっこうに衰える気配がない。
 
ちょっとした勘違いから本当に落とし穴に落ちるところだった・・・・
 
 
所沢でC6コルベットを買い取って中央道の八王子インターから高速に乗った。
 
雪で視界が悪くスタッドレスタイヤもチェーンもない、それにこんな非常識なスポーツカー・・・・・本当に走って帰ることができるのだろうか?不安に襲われた。
 
気持ちが動揺していたのだろうか?しばらく走ってナビゲーションに映った「相模原湖」というインターの名前を見て道を間違ったと思い込み(河口湖方面)引き返すために料金所へ向った。
 
料金所の人に尋ねると「名古屋方面これで合ってますよ」ガクッ! 「この道を下って4kmぐらい進んでください、また入り口がありますから」
 
 
「下り・・・」「ヤバイ」すごい急な下り坂が目の前に現れた。道路は雪だらけ、クルマのわだちが全くない。シフトをLOに入れたままゆっくりゆっくりと進んだ・・・・滑ってぶつかるのではないかという恐怖感でいっぱい。まさか買ったばかりのクルマで事故るのか?
 
 
そんな恐怖を味わいながらなんとか無事に帰ってくることが出来た。
朝、6時に出発し山梨の勝沼から八王子までチェーン規制とわかった途端、かなりブルーになりながら途中の甲府でいったん高速を降りてオートバックスでチェーンを購入。
 
結局、タイヤにつけることはなく目的地のお客さん宅まで到着することができた。
あの天候で予定通りに仕事が終わって本当にラッキーだった。
 
 
京都の手前ぐらいから400馬力を体感してみようとそれまで6速(100km・1200回転)でゆっくり流していたのを4速にシフトダウン、踏み込んでみた・・・・詳しくは書けませんが過去に運転したことのあるフェラーリ、ポルシェに匹敵する加速感だった^^
 
 
間違いなくこのクルマ、おとなの玩具。こんなクルマはやっぱりマニュアルがいい。
 
 
 
今朝、目が覚めた直後にフクラハギの少し下がツッた。
 
 
よほどクラッチを踏むたびに力が入っていたのだろう。
 
 
 
 

コメントを残す