10月もすでに23日というのにこれほど気分の悪い日曜日は間違いなく今年初めてだ。
数時間後に週初めの月曜日を迎える気分としては最悪と言えるだろう。
酒を飲み、すでにふて寝したファンも多いことだろう。
セリーグの覇者、猛虎打線がお菓子屋の内股、下手投げのワタナベに子供のように軽く扱われた。
時速96kmのボール球を空振りするシーン・・・・・・・・・・・・・・・・さすがの金本も兄貴か弟か子分か分らなかった。
明日、移動日。そのあと2日続けて先発ワタナベ、ワタナベなんてことはないと思うが・・・
イマエという名前も完全に覚えた・・・・もう打たなくても絶対忘れないからキミの名前。
シーズン中から危なっかしいスローイングを繰り返していた今岡。結果、DH出場だったなぁ。
オレから言わせれば常に守備位置が1、5歩深いんだよ。
試合終了直前は6℃という日本では真冬なみの気温。
シカゴ、USセルラーフィールドで開幕したホワイトソックス対アストロズのワールドシリーズGAME1はホワイトソックスが勝った。同じ縦じまでもこちらは違った。
オープニングセレモニーで国歌斉唱したのはジョシュ・グローバン。
ヒューストンは昭和37年生まれ、43歳2ヶ月と17日の偉大な投手ロジャークレメンスが先発。
何度となく引退騒動があったが生まれ故郷のテキサスに戻ってのワールドシリーズ出場、並大抵の運ではないことを証明した。1920年代には46歳でワールドシリーズに先発した投手がいたらしい。
ヒューストンはDHを含んだ10人中9人が白人。シカゴは5人。アメリカらしく地域色が色濃く出ている両チームの選手。
シカゴの先発投手は長身のコントレラス。キューバから亡命してのメジャー入り。チームメイトには同じくボートに乗ってキューバを脱出し米国に亡命、その半年後のワールドシリーズでヤンキースの先発投手を務めたオルランド “エルドゥケ” ヘルナンデスがいる。今シーズンの彼にとってエルドゥケの存在は心の支えとなったに違いない。
シカゴは井口以外、先発全員安打。サードのクリーディは3つのファインプレーとHR1本。
背番号24でメチャメチャかっこいいヤツ。
摂氏6℃という気温、IGUCHIにとって最も大きな相手だったかもしれない。