鈴木宗男は政治家としてのビジネスモデルを確立したようだ。
地方で新たに政党を作り、口のたつ娘を応援演説させて涙を誘い、地元出身の有名歌手を友達に持つ。本人に逮捕暦があり、その歌手が悪人顔なら効果的?
そして当然、小選挙区には立候補せずに比例区に徹する。
このビジネスモデルの重要な点は中央での出世をキッパリ諦めることだ。
各方面でチヤホヤされていた与党議員時代を忘れて自分と家族が食べていければいいという考え方に徹しなければならない。見栄や欲を完全に捨ててしまう為にも逮捕暦は重要だ?
見事、当選すれば牛乳で乾杯する。そして地場の有力政治家を目指す。新潟の無所属、田中真紀子のようになれば安泰だ。
しかし小選挙区で落選し比例で復活当選するとはどう解釈すればいいのだろうか?
予選敗退しながら21世紀枠で甲子園出場を果すようなものか?ウ~ん違うなあ。
携帯電話を道路に落として「うわ~っ!」といいながら拾って恐々見ると全くキズがついてなくてラッキー・・・・・違うなあ~。
どうも表現のしようがない、小選挙区落選、比例復活当選。
“ドブ板に徹する候補者”という表現もドブ板に失礼だ。子供がドブに落ちるのを防いでくれるドブ板の方が小選挙区落選、比例復活当選議員よりも役に立っているに違いない。
当選した議員のバンザイ三唱をTVを見ていて思った。
「他人の就職活動、よくそこまで手伝えるなあ~」