「本日はお忙しいところ私の為にお集まりいただきましてありがとうございました・・・」
神戸の岩井会計事務所、岩井正治先生のお通夜に参列した。株式会社アメリッツ、開業以来の顧問税理士で大変お世話になった方だ。すごく大きな式場で参列者も多数、顧問先にお寺が多かった為かお坊さんだけで20~30人ぐらいが一般席に座っている。
ガンで闘病を続けておられ、亡くなる前に我々参列者へメッセージを録音されたそうだ。
「私はこれから知らない未知の世界へ行きますが極楽へ行こうが地獄へ行こうが向こうには数多くの先輩がいらっしゃいますので、なんの不安もございません。本日はありがとうございました。ありがとうございました」
喪主の挨拶の後、会場に亡くなった先生のあの独特な大きな声が響き渡った。
びっくりした、こんなの初めてだ。
あのやさしそうな先生にこんな根性があったとは・・・
「仕事に情熱を注ぎすぎたため、家族には計り知れない苦労をかけました。すまない!あと5年、生かしてくれたなら女房にもいい思いをさせることが出来たはずだがそれももうかないません。本当にすまない!」
自然と涙が溢れてきた。
そして最後に先生から“勇気”をもらった。
心からご冥福をお祈りいたします。どうぞ、ゆっくり天国でお休みください。