コールド負け

草野球、神戸ヴァンテアンの甲子園カップ1回戦が大阪の松島球場で行われた。

チーム結成以来、初のコールド負けを喫した。7-0、5回コールド負け。ヴァンテアンのヒットはたったの1本だった。不甲斐ないゲーム。

ゲーム内容も悪かったが球場への集合時間が早すぎて試合までに時間が空きすぎたな。2時間前はいくらなんでも・・・・アップ開始も早すぎ。本当の意味で選手がゲームに集中することを考えなければならない。

 

実は先日、エース成川が突然退団するというアクシデント?がチームを襲っていた。なぜ?なんで?というチームメイトの声が聞こえてきそうだがハッキリした理由はチーム内に公表されなかった。

みんな口には出さないが成川ショックは隠せない。昨年のリーグ最多勝投手で今季も調子が良かっただけに不自然な退団。考えてはいけないが今日も彼が投げていれば・・・・・

今後、加藤だけに頼るリーグ戦はかなりハードになるだろう。

 

野球は相手よりたくさんホームベースを踏んだほうが勝つゲーム。本塁を踏む前に1,2,3塁と進まなくてはならない。ランナーがいて自分が打席に立つ場合は進塁させることを最優先に考えてバッティングしなければならない。そのランナーは先の塁にいかに進むかを考えなくてはならない。当たり前のことだがこれが徹底できていないチームは弱い。

例えば1アウトランナー1塁でカウントがツースリーの場合、プロではほぼ100%ランエンドヒットする。もちろんボール球には手を出さない。

 

守りでは得点差にもよるが、ランナーが2塁にいる場合の外野守備は極端に浅めのポジション。長打を警戒するよりもヒット1本で2塁ランナーをホームに帰さない為だ。

ランナー1,2塁では外野のポジションはその打者に合わせる。逆に浅めの守備位置で頭を越されると1塁ランナーまでホームに帰えるリスクがあるからだ。

外野の守備位置がいつも同じチームも弱い。

守備では相手に次の塁を与えない、攻撃では次の塁に進むことに集中すれば何をすべきか分かり易い。試合中にそれ以外のいろんな雑念が選手の中におこると流れが相手に傾いていく、まして相手がそれに集中しているチームならなおさらだ。

 

 

ヤクルト時代の野村監督が選手に質問するそうだ。

質問

「9回裏、2アウト満塁のピンチ、得点1対0でリードしている。カウントはツースリー。勝負が決まるかもしれない次の一球、この場面でピッチャーが最優先しなければいけないことは?」

 

 

 

 

答え

誤「厳しいコースでストライクを狙う」

 

正「2塁ランナーをけん制する」この場面、2塁ランナーがホームに帰ると負けてしまうからだ。

 

 

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