「今日も松井は4番レフトで先発!・・・」日本のスポーツニュースは連日伝えている。野球の最強打者が4番バッターであることは誰もが知っているがメジャー(ベースボール)での最強打者は3番バッターである。マクガイヤ、ソーサ、ボンズ、ピアザなどみんな3番バッターだ。ヤンキースの現3番バッターはシェフィールドでやはりチームでは本塁打数が最多だ。
2番バッターは送りバントをするという野球に対する固定観念が4番バッターを最強打者にしている理由だろう。アメリカには早い回から送りバントをするアイデアはもともと無い。よほど最終回か延長戦で得点チャンスが少ない時のみだ。ちなみに今ポストシーズンのヤンキース2番バッターは年俸30億円のA・ロッドだ。
「新庄、日本人で初の4番スタメン!」というメディアの報道は事実を伝えはしているが本質を伝えていない。それとも本質を伝えられない(知らない)のだろうか。
4年に1度の大統領選挙スーパーチューズデイが約3週間後に迫っている。スーパーサンデーなら納得できるが大火曜日だ。その言葉どおりアメリカの選挙は「火曜日」だ。いろんな説があるが「浮動票が入りにくい」がその理由の正解ではないか?火曜日なんて一般の人は仕事で行きにくい、組織票は関係ないが・・・なんか変な話だ。