3歳のころ父親におもちゃのバットとグローブを買ってもらって以来、少年野球、中学野球、高校野球、大学野球と経験した。社会に出てからは草野球、仲間と楽しむ野球を今も続けている。
野球とはめぐり合わせ、目に見えない流れのあるスポーツだと最近よく思う。自分のエラーで勝敗が決まったりする事もある。でもそのエラーで得点したランナーは投手がツーアウトから出した四球が原因であることも。エラーしたから負けた?チャンスでアイツが打たなかったから負けた?試合の中でクローズアップされるシーンはあってもそのワンプレーだけで勝敗の原因になる事は無いに等しい。目に見えない流れ、めぐり合わせがそう感じさせる不思議なスポーツだ。
だれでもタイムリーエラーはヘコみ責任を痛感する。だから野球人は謙虚な人が多い・・・?他人のエラーは絶対に責めない、自分が監督やコーチ、DH専門じゃ無い限り。(笑)
そしてメンタルなスポーツである。何年やってても早い回に打球が飛んでこないと不安になる。そんな時にかぎって1点リードの6回ツーアウト3塁という中途半端なピンチを迎え人一倍緊張する。(笑)フィールディングよりもスローイングのほうが不安になる。「今日はヒットが打てない」と思うと本当に打てない。野球は雑念、不安との戦いである。
守備について1球も打球が飛んでこなかったゲームは5,6球飛んできてすべてアウトにしたゲームより疲れている。三塁側ベンチでサードを守って1球も飛んでこない・・・そして4打席とも凡退、確かにスポーツをやってるかもしれないが決して身体を動かした!というすがすがしさは残らない。そしてチームが負ければさらに精神衛生上悪い。
明日は朝4時半からイチローの歴史的瞬間をテレビで見るぞ!今日の最終打席はいかにもわざとというようなデッドボール。きっと明日で記録に並ぶと思う。